2015年6月18日木曜日

壁ドン

ウィキペディアより参照


壁ドン

壁ドン(かべドン)とは、に大きな衝撃を加え「ドン」という衝撃音を発させる行為であるが、使用者によって以下のとおりまったく異なる意味として用いられることがある。
  1. 集合住宅などで隣の部屋が騒がしい時に壁をドンと殴る行為。
  2. 男性が女性を壁際に追い詰めて手を壁にドンと突く行為。
  3. 壁を叩きたくなるほどの不満や憤りを感じた時など、腹が立った時に壁を殴る行為。
1番目の壁を殴る行為は、ネットを通じ比較的古くから用いられている用法、ネットスラングである。「壁殴り」や「イラ壁」とも呼ばれる。
2番目の女性を壁に追い詰める行為は、そのシチュエーションを2008年に「壁にドン … 黙れよ」という言葉で説明したことが起源とされ、ラジオ等で「壁ドン」と呼ばれるようになったもの。後に女子中高生などが使い始めて流行し、メディアに取り上げられるまでに至っている。2番目の用法は1番目の用法と独立して生まれているが、1番目の用法は古くからあるためにこちらの用法が本来のものであるという報道と、メディアに初めて広く知られた2番目を本来の用法とする報道がある。日経ビジネスオンラインの記事によれば、1番目と2番目でそれぞれ別々の用法が誕生したのは「たまたま、偶然」であるとしており、言葉の成り立ちとしては「非常に面白い事例」であると報じている。
3番目は主に男性アニメファンの間に存在した用法であり、視聴者が嫉妬するような恋愛描写に反応して壁を叩く行為、転じて「幸せそうなカップルを見かけた時に嫉妬して壁をドンドン叩く行為」として用いられることがある。
「壁ドン」は2014年に開催されたユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに選ばれた。これは2番目の用法として受賞されたものである。

恋愛における壁ドン

恋愛における壁ドンは、主に少女漫画やアニメなどで見られるシチュエーションである。「男性が女性を壁際まで追い詰め、壁を背にした女性の脇にをつき『ドン』と音を発生させ、腕で覆われるように顔が接近する」まで、あるいは「耳元で愛を囁かれる」までが一般的な壁ドンである。このシチュエーションにおける男性は、女性から見ていわゆる「イケメン」であるか、好意を持っている男性に限る、とする報道もある。また、女性が男性に対して壁ドンする行為は「逆壁ドン」と呼称する。

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